あれ?子どもの口の中がにおうかも?口臭対策は小児歯科へ。おうちでできることも紹介
皆さんこんにちは。
府中市の歯医者「Kデンタルクリニック」 です。
お子さんの顔が近づいたとき、においが気になったことはありますか?
特に問題がないことも多いですが、もしかするとお口のトラブルのサインかもしれません。
お子さんのお口がにおう原因や、おうちでもできる口臭予防や対策についてご紹介します。
子どもの口臭の原因3つ
子どもの口臭の原因は大きく分けて3つです。
お口のにおいを解消するためには、まずは原因を見極めましょう。
唾液
朝起きたときに口臭が気になる場合は、寝ている間に唾液が減って自浄作用ができなかったことが原因かもしれません。これは生理的口臭なので、気にすることはありません。
磨き残し
お子さんだけで歯磨きをしている場合、磨き残しによりにおいが強くなっていることがあります。小学校低学年くらいまでは、自分で磨いてもきれいに汚れを落としきることは難しいです。歯の生え変わる時期は、歯の高さがそろわないこともあり、歯ブラシが届きにくいところが出てきます。
また、むし歯ができた穴に食べカスが入ってしまい、におうこともあります。乳歯や生え変わったばかりの永久歯は歯質がやわらかく、むし歯になりやすいうえに進行が速い傾向があるので、注意が必要です。
口呼吸
口呼吸のお子さんは、口臭がきつくなりやすいという特徴があります。常に口呼吸をしていると、お口が乾燥しやすくなります。唾液が少ない状態なので、細菌を洗い流したり、殺菌したりする作用がうまく機能しなくなってしまいます。
このほか、扁桃腺に炎症が起きていると、そこからにおいがすることがあります。また、扁桃腺のあたりで細菌が増殖すると、白や黄色の「膿栓」という悪臭を発するものができることがあります。
お口の磨き残しなどが原因の場合は、保護者の方が仕上げ磨きをすることで口臭を抑えることができます。
むし歯を予防することにもつながるので、お子さんが小学校高学年くらいになるまでは、1日1回は仕上げ磨きをオススメします。
こんなときは小児歯科や病院へ相談
お子さんがぽかんと口を開けて口呼吸をしていると、歯並びや顎の骨の成長にも影響が及ぶことがあります。お口の症状に関することは、小児歯科へご相談ください。
口臭の原因が、アレルギーなどで鼻呼吸がしにくい、もしくは風邪で扁桃腺に異常があるという場合は、耳鼻科や小児科で適切な治療を受けましょう。
口臭を予防するには定期検診の受診がオススメ
子どもは、お口のトラブルが起きやすい時期でもあります。むし歯のリスクが高く、口臭によって気づくことがあります。できるだけこまめに歯科医院での定期検診を受けましょう。トラブルの有無を確認するだけでなく、定期検診では適切な歯磨きの方法もお伝えします。
また、お子さんに歯科医院に通っていただくことで歯の健康への意識が高まり、将来的にお口の健康を保つことにつながります。
まとめ
府中の「Kデンタルクリニック」では、歯の質を強化するフッ素塗布を行っています。定期的に塗るとむし歯予防の効果も高まるのでオススメです。お子さんと一緒に、大人の方もぜひ定期検診にお越しください。
クリーニングをすると、お口の中がスッキリして歯がツルツルになります。
年に3~4回お子さんのお口の状態に合わせて小児歯科を受診してください。